Sexy Zone Japan Tour 2013のBDを見て思ったこと。

セクゾンのジャパンツアー2013のBD(DVD)が発売されました。びっくりするくらいふまくんの顔が、顔だけと言わず顔から下も全てかわゆかった、本当にびっくりしました。あとあれほどアレだった新春コンが編集されたためか時間の経過のせいか記憶よりわりと良い感じに収まっていてこれもびっくりしました。あ、ヒロちゃん!って目が捉えたと同時に口を衝いて出た言葉が「肌wwww」だったのでそこそこ申し訳ない気持ちになったりもしました。
と、言うわけで改めて映像で観るふまくんの感想や特典映像の仲田くん出演まとめでもなく、本編を見て何となく思ったことを。ちなみにドキュメンタリーは未視聴です。

何と言うかどこからどこまでがセクシーゾーンでどこ以降がジュニアなのかよくわからないようになっていますね。いやもちろんわかるけど、誰がセクシーゾーンで誰がセクシーゾーンじゃないかは間違えるわけがないけれども、でも私がセクシーゾーンと言うグループについての認識が曖昧で、それゆえにメンバー個人の顔をはっきりと覚えていなかったと仮定したらもしかしたらセクシーゾーンは8〜9人組だと思うかもしれない。いやこんなアグレッシブな仮定をしなくても、普通に「え?」って思ってしまった。私は。現場に行った時にも「ところで何で一部のジュニアの子たちマイクを持って普通にセクシーゾーンの曲を歌って…?」って思ったのだけど、それを一生懸命考えるよりもセクゾンかわゆい好き好きやればできる子ひゃっふぉおおおお!が勝ったのでとりあえず忘れた。まったくもって良いコンサートだった。そして一生懸命考えたところで特に正解もないしただ見たまま、なのだろうなあと思う。でもやっぱり改めて映像になったそれを見て、「え?」って思った。君ら何人組のグループなのか、と。
誰がどんなものを、何色の、どんな飾りのついた、どれだけたくさんの布が使われた衣装を着るかなんて本人たちが決められることではない。マイクを持つのか持たないのか、どれだけ出番があるのか、どんな立ち位置で踊るのか、それも。だから私はそう言う意味ではジュニアの子たち自身には特に負の感情はない。個人的に好きかそうでないか、情があるか別にそうでもないかはあっても、彼らに与えられた仕事については文句を言う筋合いでもない。どんな風に仕事をしているか、は、また別の話だけど。
ジュニアコーナーでもなく、セクシーボーイズと言う括りでのコーナーでもなく、セクシーゾーンがセクシーゾーンの曲を歌うのになぜ数人のジュニアがしっかりとマイクを握っているのか。…コーラス!?…だったらいいんだけど多分ちがう。
ジュニアと同列にしようとか、セクゾンと同化させようとか、セクゾンをどうしたいかとか、最早そんな話ではなくて、推したいジュニアをどう推すか、そうだマイク持って歌っちゃいなよ!なのかなあ、と。そうとするなら前にもこう表現したのだけど、セクゾンがセクゾンとして本当に大事にされていないのだな、と、そう思った。メンバー、特に聡マリとの差がほぼない衣装を着せ、同じようにマイクを持たせることによって推し上げることが、そのコンサートの主役へどう影響するか、はわかっていてもどうでもいいのかな、と言う印象を私は抱いた。
私はいわゆるジュニア黄金期ドンピシャ世代なので当時を思い返すと今が第二?の黄金期なのかは首を傾げるところだけど*1何となく第二の黄金期にしたい第二の黄金期って言いたいだけシリーズに突入してそして今も続いているのだろうなと思う。そんな中でキャリアも浅く年若いグループと言うのは難しいね。この状況は決して先輩としてジュニアに背中を見せているものでも、バックと言う仕事を提供しているのでもない。ことあるごとにきれいに丁寧にジュニアの子がカメラに抜かれる映像を見ながら、ジュニアがいなければ集客できないことと黄金期云々の状況と相まって、ジュニアをとりあえず推す場所としての機能が重視されているのかもなあと思った。
一緒にがんばろうな、は悪いことではないけど、今のままじゃ駄目だなと思った。
何か思ってくれていたらいいな。悩むことも悔しいと思うことも納得できないことも変えたいと思うことも、全て自分達に返ってくるから、存分に。一番怖いのはこの状況に対して特に何も思わないことだけど、さあそれはどうなのだろうね。
5周年を迎えるまでにジュニアをつけずにアリーナを埋められるようになればいい、コンテンツとしてのコンサートが機能するようになればいいな、と思いました。結果として今後つけるかつけないかは、どちらでもいいと思う。でもまずは、そこまでの力をつけてほしいなあと、そんなことをつらつら考えたのでした。

*1:インターネット、SNSの普及など明らかに当時と今では状況が違うので安易に比べられるものではないけど