理由などいらない 少しだけ大事なものがあればそれだけで

TVfanCROSSに日生ANOTHERのレポが載っていた上に拡輝くんが名前入りワンショットで掲載されていると、拡輝くんが名前入りワンショットで掲載されていると聞いて!!あまりにも興奮したので繰り返し書きましたがとにかくそんなすばらしいことになっていたので張り切って買ってきました。

名前入りのワンショットは台詞を言ってる時のものなのかな、歌っている時のものなのかな、多分台詞だと思うのだけどどちらにしても非常に、非常に…!(和正化)でもそれより何より隣に掲載されていたしめちゃんのワンショットがすごくバンバン人殺してそうな迫力で気になりすぎました。おかしい、舞台では箸より重いもの持つ気ないから…みたいな雰囲気だったのに。すでに剣は持っていたけど。ハイランドさんとのシーン、ソルが回復して特に何もしてなかったのにやけに晴れ晴れとした表情で喜んでいるシーン、ショータイム、どの写真もとても愛しい。大好きばかりが溢れたあの空間を思い出しながら、少しずつ散らばる小さな写真を、グッと誌面に顔を近づけたり逆に遠ざけたりしながら*1食い入るように見た。ああ、ミステリアスダンスの、諸星くんを担いでる後ろ向きのこの子も拡輝くん、若者のすべての、AnotherTomorrowの、鼓動の、上手奥のこの辺りにも拡輝くんはいるんだよね、と思いながら、でもほとんどそれとわかるほどは載っていなくて。誤解を恐れずに言えばこの舞台での序列を考えたらそれはほぼ当然のことだと思う。今までANOTHERのレポが載ってもほぼ「…うん!この神ちゃんの後ろに、いたよ!」って言うそればかりだったから、今回のてれふぁんくろすはおかしいくらいで*2、うれしくて、でもやっぱり一連のWSや雑誌で「ここにいたけど確かにいたのだけど、メディア化された時に私が見たいものを見られない」を突きつけられたことは衝撃でした。そして今回初めてそれを痛いほど実感したことがまた衝撃でした。私は何だかんだで今まで「前に」「その人のために用意された光の中に」立つ人たちばかりを追っていたのだからそれは当然なのだけど、ここまでなんだなあと、ひたすら。ちょうどショウクラin大阪が放映されて、AnotherTomorrowが披露されていたけど、その時に「あなざとぅもろおおおおおおおお!(泣)」となりながらも気にしてしまう上手奥、でも「日生だったら」拡輝くんが立っていた場所に近い所にいた子たちはほとんど映らず、オゥ、オオゥ、、ともなりました。こう言うことか、と。
私がこんな思いをすることになるなんて変わったワァ的なことを言いたいわけではなくて、何と言うか、「オゥ、オオゥ、、」からの結論が「現場でしか得られないものが多すぎる、と言うかそもそも拡輝くんはほぼ現場にしかいない」だったことに再びオゥ、オオゥ、、が止まりません、エンドレスオゥ、オオゥ、、。これは辛いなあと、個人的にとても辛いなあと。嫌ではない、辛いなあと。じっと座りこんで頭でっかちになるよりは時間も距離も超えて一回でも現場に入って自分が見たものを大事にする、ことは間違いではないと思う。それはきっと私にとって正しい。そうしたいし、そうする。でも現場にしかないが極まり、いざ媒体として帰ってきた時に残るものが少なすぎるなら、私が双眼鏡で見る世界が欠片も残らないのであれば、絶対全てを覚えられないとわかっていながら何度この目に焼きつければいいのかって、そんなことを思ってぼんやりしてしまいます。どの子を見ていてもどの現場でも言えることだし、ぼんやりしたところで、やるしかないのだけど。私のやり方で。私はこれからも私の生活が一番大事で、多分まだ当分ここで生活をするし、ここから、飛びたい時飛べる時に好きに飛ぶ、それだけ。ただ今まで全てを現場に求めなくても補完できていた(と自分で思えるくらいにはメディアから与えられていた)ものがほぼないことに、ほぼ初めての経験に、ほぼ何もしていない状況ながらすでに筋肉痛になっているような感じです。何も「ほぼ」を三回も書かなくてもよかったけど。でも今回ANOTHERとも拡輝くんとも私にとって非常に良い、まさにちょうどいい距離で回数で何より気持ちで向き合えたから、この感覚を大事にしたいなあと思います。

少し暗い、でもはっきりとした、狭く何より愛しい双眼鏡越しの世界をこんなにもまた求めてしまう。現場はあればあるだけしんどいと弱音ばかりだった私が変わりそうな2013年も終盤、防振双眼鏡がほしい。ってすごく高いびっくりした。

何かと言うと「てれふぁんくろすヤッホー!」と書きたかっただけなのだけど…。

*1:気持ちの問題です、まだ、まださすがに老眼は始まっていない…はず。

*2:って思ってたら発売された前半三誌もほぼ名前入りで載っていましたやっほー!それでもてれふぁんくろすが一番大きかった!