夜をつらぬき走るように光に向かってまっしぐら

思えばそれは初めて意思を持って観た7月の青劇だったのかもしれないし、その夜ホテルでゴロンゴロンしながら酒をかっくらっていた時かもしれないし(悪酔いする)、翌日の観劇ではもう一人しか観られなかったことに気づいた時だったかもしれないし、プレゾンから帰宅した瞬間からANOTHER申し込みのために始動した時だったかもしれないし、このIDを作った瞬間だったかもしれないし、8月に遊びに行った大阪でジャニショに着いた瞬間脇目も振らず直行したコーナーがそれだった時かもしれないし、心斎橋からなんば目指して歩きながらうっちーさんに「ひろちゃんの!ダンスは!下半身の安定と!(以下略」って熱弁を振るった時かもしれないし、血走った眼でチケットを集めていた時かもしれないし、初日に実在を確認して電車で降りる駅を間違えた時かもしれないし、連日劇中の様子を拾ってはひたすら幸せになっていた日々の中だったのかもしれないし、新幹線に揺られながら涙ぐんでいた時かもしれないし、公演前にうどん食べようと思っていたのに何故か蕎麦屋に入っていた時かもしれないし、上手奥に双眼鏡を合わせてうっかり視界いっぱいに朝日が広がって慌てて位置をずらして今度こそその姿を捉えた瞬間かもしれないし、「君だった」、そんな言葉が胸を占めていたことに気づいた時かもしれない、申し込む理由も手離す理由もただ彼でしかなかった時かもしれない、冬の予定が出た時にまさに「選ぶ前に飛んだ」時かもしれない。いつだっていい、節目の日は自己満足でしかないし、正直ちょっとよくわからないので、3ヶ月前でも昨日でもいつだっていい。やるべきことをやるだけさって、勇者であれって、私の中の長瀬が数ヶ月に渡って熱唱してたと思ったら気づけば熱唱しているのは私自身でした。でした、じゃないけど。
風磨くんの現在に未来にお金と時間を遣わない選択肢なんてないので、多分言うこともやることもそんなに変わらないと思う。世界でいちばんかっこよい男の子、あの子が大人になってゆく時を、欲しいものを手に入れるためにきちんと説得力を持っていく過程を、笑顔を、私はこれからも見ていきたいし、存在しないくらい微々たるものでもやっぱり財源になりたい。
その気持ちに変わりはないし、好きなものは全部背負うと決めたので限りなく掛け持ちに近いそれかもしれないけど、でももし履歴書に「担当」欄があるなら(ねーよ)私は彼の名前を書くしかなさそうです。

そんなわけで私ってば拡輝くん担当ですって!じゅにあ担になっちゃった!わろとけわろとけ!