もどかしくて分からなくてでも愛しい そうだよそんな君に惹かれた

好きは増やせても大事を増やすことに本当に向いてないんだなあと、そんなことを結果的に痛感する5月となりました。もう5月を終わらせる。

ああ、愛しいなあと思った。兄Tシャツと弟Tシャツを着てキャッキャしている6人が、曲に演出に添って美しく可愛らしくそしてたまらなくかっこよく踊る6人が、喋ると面白いけどそんなに上手くはない(笑)6人が、ああクソガキだなって思わせられるかわいらしさが、甘やかしてはないんだろうけどかわいがってる様子が、そっちの方が子供っぽいもんって言い分が逆にちゃんと下の子として扱われているんだろうなって雰囲気が、その空間に溶け込むように踊る、少しでも目立とうと輝く、うれしそうに客席を見渡していた、必要以上に感傷的にならない、でもそれなりに素直に感情を出す、そんな何だかかっこよくてキラキラしていてひたすら楽しい6人のことが、愛しいと心から思った。本当ちょっとずるいよなって腹が立つくらい可愛かった、何だったんだあれ笑。うっかりクリエが狭いもんだから全員を見ることができたのがよくない笑。
私は自ユニと言うものを持てないなってもう知っている。私はどうやっても一番を決められるから、誰よりも何よりも、その子が属しているものよりもその子が大事に思っているものより、何よりもその子自身を大事にしたい、そうとしかできない、自分でも何でそうなのかよくわからないけど、でもそうでしかないから。
ひろきくんに望むお仕事、見たいもの、たくさんある。それはひろきくんとして見られればそれでいい。ユニット単位である必要は私には無くて、拘れなくて、かわいいと、好きだと思う気持ちに嘘はなくても、大事にはできないんだなあって、愛しさがこみ上げればこみ上げるほどに痛感して、身勝手に寂しくなってしまった。それでも、ひろきくんがどこにいようと、どのユニットであろうとラインであろうと、どの現場であろうと、そこがどこであっても、隣にいるのが誰であっても、私にはひろきくんがいることが何よりも大事で、それしか大事じゃなくて。ひろきくんが明日からセクボだよって言われても(体型の違いが顕著すぎる)、明日からSexy松だよって言われても(そもそも松一文字も入ってないけど)、きっと順応してしまう。大好きなんだけどなあ、トラジャも、トラジャの中のひろきくんも、トラジャの誰かといるひろきくんも。そもそもトラジャ自体が果たしてユニットと言えるのか…まあ、言っていいんだろうけど笑、そう、何ともふわっとしているのにやっぱりユニットだからなあ。属するユニットがあること、ないこと、どちらがどうなのかは正直わからない。好きになった瞬間から今も尚ひろちゃんトラジャだから。仕事仲間として信頼し合っているんだろうなって関係、何なの彼氏なの彼女なの…?って言うやり取り、距離感はよくわからないけどとても柔らかく美しいシンメとなるダンス、甘えたい甘やかさないいじられたいいじり方がわりと適当なそんなやり取り、強気なくせに実際ものすごく懐いているうれしそうにくっついてくる1年生と同じような顔して笑う6年生、全部かわいい、あらやだ全部好きだよ。バカでかわいい男子の代名詞のような、そして私にとっては絶妙な美しさのシンメを作り上げるひろみゅも大好きだし、親子のようなむしろただの親戚のおじさんのようになってるひろあらも大好きだよ!ひろちかはサンプルがあまり無い!笑 そしてこんなことを言いながら、きっと次はもうただ一人しか見ない。あの距離感が、小さな空間がくれた、一瞬の愛しさなのかもしれないって、きっとそうなのだろうって、じゃあやっぱり好きだなんて愛しいだなんてそれこそ身勝手で、ましてや大事なんて言えないしできないんだなあと、そう思ったのです。まとまっていないしまとめる気も全くないだろうこれ。

どこに、いてもいい。一つだけしか望めないなら、ならば、板の上に。それだけでいい。
それだけでいいのに、何だかうっかりまるっと、ぎゅうっとした何か愛しいものに触れてしまって調子が狂った、嫌じゃないけどまいったなあと、そんな5月でした。まいっちゃったけど触れられてよかった、きっと。手にはしないけど、それでも。