その日までにアウトプットしておこうその3。ドリアン・グレイの肖像の原作を読んだよ。

ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫)

ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫)

出演が決まってわりとすぐに原作は買っていて、ただしそれがきんどるだったため、しかもきんどる本体は持っていないためあいほんで読んでいたため、わりと本気で眼精疲労☆となったので、文庫本を買い直しました。紙は良い。私は自分のこう言うところがお金が貯まらない要因だとわかってはいます。わかっては。読み終わったのは7月頭だったかな。以下は非常にジェームズに偏った感想など。

普段読まないジャンルの本なので、まあ序文で挫折しかけました。芸術家は〜って始まって大体つまずいた。けど、序文を越えたら思っていたよりずっとするするするーっと読めました。うぃきなどであらすじは読んでいたので、ひろちゃん演じるジェームズの出番はそんなには多くないんだろうな、と思って読み進めていたらついに第五章でジェームズが登場したぞおおおおお!思ったより早かった!そしたら

彼は姉のように美しく育たなかった。

って書かれてるよ!!!
ひろちゃんは、かわいいよ!!??!!??(ハイパーモンスターオタク)
どうしてもひろちゃんが演じるとあってジェームズを中心にと言うかジェームズに添うように読んでしまいました。粗野で不器用で、口が悪い、と言うか彼なりに選んでいるのだろうけどどうしても下手くそに感じられる言葉選び。想像していたよりも幼い、と言うか、もはや足りないのではと思える姉シビルへの大きな愛情。姉さんを守るんだってそれを強く思っているけど、肝心のシビルからはまだ子供なんだ、と思われていて。ひろちゃんはジェームズは嫌な奴かもしれないけどそれを思いっきり演じたいと言っていたけど、どうしよう私は既にジェームズが愛しい。ただただシビルのことが大好きで守りたかったんだなあって言うのがよくわかる離別のシーンは短くともとてもきれいだった。ぎゅっと硬く保たれているジェームズの心がふわりと柔らかくなるような。この場面が舞台でもあったらいいなあと、期待しすぎは禁物なのだけど、どうしてもそう思ってしまいました。物語そのものも、変な話結末は知っているけど読んでいくことが楽しくて、舞台と言うコンテンツになった時にどんな感じになるんだろうととても楽しみです。優馬くんのドリアンのこと絶対好きになる気がする…!ひろちゃんは演出家のグレンさんに原作は読んでもいいけど一回だけね、と言われたらしいので私もほぼほぼ一回で(何のことはない、これを書くためにさっきざあーっと見返した)舞台を楽しみにしようと思います。あと、10日!!

って思ってたらひろちゃんの名前も記載されている特製帯付きの文庫が出てるんだけど!?
買うしか。