2015年10月12日。

「真夏の夜の花」でまるで一つの物語を観ているような感覚に陥るくらいの情感のこもったダンスが大好きでした。あの切なそうな苦しそうな表情からだんだんと目を離せなくなって次第に双眼鏡でロックオンした冬の日々は全部楽しかった。アクロバットはどこまでも美しくて、びっくりするくらい色が白くて、勝手にイメージしていたより150倍くらいにこやかで愛想が良くて、言うまでもなくきれいに踊る、ああそうだドラマチックに踊る人だ、勝手にイメージしていた通り、いやその何倍もやさしく話す人だった、ガイズで最初のフレーズだけパイプセットから双眼鏡の位置を変え、あなたたち2人を見ていました、十数年の時を経て「愛なんだ」がまたもう一度私にとって大好きな大切な曲になりました、薔薇色の未来って言葉だって味方につけることができそうなくらい、いつだってハッピーでかっこよくてかわいいアイドルだなって、チケットのアレコレは大変すぎたけどクリエがあのメンバーで私はうれしかった、最高に楽しかった、宝物になった、でもこんな場面で宝物だって実感はあまりしたくなかった、2人揃って美しくお辞儀する瞬間、2人揃って高い声、ひろきくんがドリアングレイの告知をした時に、あのやさしい口調で「絶対観に行くからね」って言ってくれた、幸大くんと一緒に観に来てくれた、私は私の気持ちで池田優くんのことが大好きです。
さようならもありがとうもお疲れ様も、難しいね、とても難しい。もしかしたらもっと寒くなった頃、普通にコンサートバックで目撃されたりして「あ、あんなに泣きながらキーボード叩いた私ちょっと恥ずかしいんだけど!!!」ってなるかもしれない、むしろそうなってもいい、一足飛びで春に「いるじゃん!!」ってなってもいい、わからない。何をどう願えばいいのかわからない。でもどうなるにしても、また会えるとしても、会えるけど別の場所だとしても、もう二度と会えなくても、どうか池たんのこれからの道が幸せでありますように。たくさんたくさん、幸せでありますように。そして幸大くんが望む道を歩けますように。心から、あまりにも身勝手に願います。